制度・環境

スタッフ紹介

Staff

インタビューを通して実際の業務内容や東京共同会計事務所ならではの魅力をスタッフの視点からご紹介します。

東京共同会計事務所は、日本語・英語・母国語を使いながら専門職を目指したい、或いは新しいアイデアを実現したい人に向いています。

ベトナム国税理士

Vu Thi Phuong Linh

ヴ ティ フオン リン

2016年入所 / 事業開発企画室

経歴

2002年 ベトナム ハノイ貿易大学 卒業 2002年 ベトナム 税務総局 入局 2009年 一橋大学 修士学位 2009年 フェアコンサルティング税理士法人 入所 2013年 ベトナム プライスウォーターハウスクーパース 入所 2016年 東京共同会計事務所 入所

Vu Thi Phuong Linh

日本でも間接税や、現地税制・国際税務の知識を生かせると思い、転職先として決めました。

 新卒でみずほフィナンシャルグループに就職し、みずほ銀行の支店で法人の融資担当を3年経験した後、グループの投信会社へ出向しました。出向していた投信会社では大きな仕事に関わらせてもらっていた一方、自分自身は大きな仕事以前は、ベトナムにおいて国際税務(租税条約)にかかわる案件や日系企業を中心とした税務サービスに係る事業展開に関与していました。関税サポート案件にチャレンジする機会もあり、その際に、間接税のアドバイス業務がとても面白く、しかも直接税より間接税のアドバイザーが少ない現状を考えると、自分の強みになると思い、間接税を深掘りしたいと考えました。

 また、日本において親会社にタイムリーに現地の最新の税務情報を提供することで、親会社の役に立ちつつ、親会社が所在している日本で仕事をすれば、日本の親会社が海外進出を決定する過程における国際税務にかかわる面白い部分(例えばタックスプランニング等)にも携わることができるのではないかと思いました。
ちょうどその時に、東京共同会計事務所が、間接税に係る業務や、国際税務の業務も取り扱うことを知り、本事務所に転職することを決意しました。

関税削減、国際税務にかかわる案件から、母国ベトナムにかかわるM&A案件まで幅広く挑戦しています。

 海外へ輸出する日本企業は、自由貿易協定(FTA)・経済連携協定(EPA)に基づき、協定締結相手国である輸出国においてFTA・EPA上の関税減免恩恵を享受するため、現地税関に対して原産地証明書(C/O)を提出する必要があり、そのC/Oに関する手続きの業務をお手伝いしました。
 以前、現地(ベトナム)にて関税ヘルスチェック等の業務に携わったことはありましたが、東京共同会計事務所での経験によって、初めて輸出者である日本側のC/O作成の大変さが実感できました。

 例えば、輸出産品が(輸出状態に至るまで)どんな工程を経ているのか、どのレベルまで遡ってFTA・EPA上の原産性を証明する必要があるのか、FTA・EPA上の原産地基準の解釈はどうなるか、等です。その他、ベトナム税制アップデートセミナーや、ベトナム法律調査、日本輸入規制の調査、日系企業が海外進出する際にかかわる国際税務の仕事にも従事しました。
 また、入所前には経験したことがなかった、ベトナムにかかわるM&A案件に対してのビジネスDDやFA業務をサポートすることができ、自分の成長だけでなく、現地の人である強みを発揮でき、母国への投資誘致活動に貢献できた!と思い、非常にうれしかったです。

 公認会計士・税理士などの資格者の方は、顧客からの専門的で複雑な質問・相談に応えていくことが求められていますが、コントローラーは自身の知識のほかに、事務所内の専門家や経験豊富な先輩方の力を借りながらクライアントの要望に応えていくという場面も多くあります。もちろん、コントローラー自身が高度で専門的な知識を備えているに越したことはないため、また、私自身まだまだ経験が浅いため、日々の業務や事務所内の勉強会だけでなく、関連書籍を読むことや資格試験の勉強を通じて自己研鑽を継続的に行っています。
 自己啓発で学んだことがすぐに実務に結びついており、こういった感覚を得られる仕事も少ないと思います。これが日々勉強に取り組むモチベーションとなっています。

 もちろん、法律や会計・税務の論点にぶつかることも多いですが、その都度勉強して成長できるので毎日が楽しく充実しています。また、裁量がとても大きく、自分で工夫をすることができたり、自分の色を出せる部分もあるので、とてもやり甲斐を感じています。

自分のやりたいことが実現できるよう、チャンスをくれる会計事務所です。

 もともと国際税務に興味を持っていましたが、発展途上国であるベトナムから来た私の頭の中では、租税条約、移転価格税制等は整理されていましたが、例えばCFCルール、パススルー課税のような概念は、ある程度は知っていたものの、深いところまでは把握していませんでした。しかし、自分が新しいことにチャレンジする意欲があれば、それらの話題に関わる案件にアサインしてもらったり、国内研修や海外研修のチャンスをもらい、学ぶことができました。
 
 そして、日本から母国ベトナムへ投資誘致につながるアイデアがあれば、実現に向けて上長や代表の内山に相談できる環境もあります。東京共同会計事務所は、勉強熱心な者や、新しいことにチャレンジしたい者を応援してくれる事務所だと、とても強く感じます。

税務知識を磨き、税務専門家の立場から「think out of the box」ができ、クライアントに満足して頂けるサービスを提供できるように努力したい。

 東京共同会計事務所で、税務・会計に精通する日本・海外の税理士、公認会計士の方々をはじめ、FTA・EPA専門家の方々などと仕事をしたおかげで、様々な考え方や異文化に触れる機会があり、税務の視野を広げることにつながりました。専門分野で活躍したい私にとって、とてもやりがいがある環境です。

 また、M&A等の素晴らしい交渉技術を有する専門家の方々の手伝いをしたことで、プロジェクトを円滑にサポートするために、税務面だけでなく、様々な角度から考慮しながら判断するノウハウを身につけられたいと思います。税務について更に知識と経験を磨きながら、この事務所で様々な体験をし、クライアントにプロフェッショナルとして満足のいくサービスを提案できるように目指したいと思います。

応募者メッセージ

プロフェッショナルとして母国に貢献したい。
日本と海外とのプロフェッショナルな掛橋になりたい人は、ぜひ来てほしい。

「母国への掛橋になりたい」ということをよく外国人の方から聞くと思います。東京共同会計事務所では、言語の掛橋だけではなく、専門職のアドバイザーとして、案件ベースで海外(母国を含む)と日本をつなぐことに貢献できます。英語圏ではない方は、母国語の活用だけでなく、英語にかかわる仕事もありますので、英語での専門分野(私の場合、国際税務等)において外国と日本との掛橋になるチャンスもあります。税務・会計、日本・海外にかかわる仕事でプロフェッショナルを目指す方には、ぜひ来てほしいと思います。

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